2025.04.28

商品の魅力を最大限に伝える!映像と写真の新スタイリング術

商品を魅力的に見せたい。

SNSやECサイトでの見せ方ひとつで、売れ行きがガラッと変わる時代です。

でも、ただキレイに撮るだけじゃ足りない。もっと「伝わる」表現が求められています。

この記事では、「映像制作」「写真撮影」を得意とする札幌の制作チームmonocyteが、商品の魅力を引き出す“スタイリング術”を映像と写真の視点からご紹介します。

目次

  1. 映像と写真、それぞれの役割
  2. スタイリングの基本は「世界観づくり」
  3. 商品タイプ別のスタイリングアイデア
  4. 実績紹介:monocyteが手がけた事例
  5. SNS時代に効く「映える表現」の工夫
  6. monocyteについて

1. 映像と写真、それぞれの役割

どちらも商品を見せる手段ですが、それぞれの「強み」は違います。

写真の強み:一瞬で伝える「印象美」

静止画はパッと見たときのインパクトが勝負。構図、色味、ライティングのバランスが重要です。特にECやInstagramでは、スクロールの中で目を留めてもらえるかがポイント。

映像の強み:動きと空気感で「体験」を伝える

映像は“見せたい空気感”を一緒に届けられるのが魅力。使い方の流れ、素材の質感、音との連動など、写真では伝えきれない部分を表現できます。

どちらか一方ではなく、「写真で惹きつけ、映像で深掘りする」スタイルが今の主流です。

2. スタイリングの基本は「世界観づくり」

商品単体をただ真っ白な背景で撮るだけでは、ユーザーの心は動きません。

今、求められているのは“使うシーンを想像できる表現”。

たとえばコーヒーカップなら、

朝の光が差し込むテーブル、開いた雑誌、湯気の立つ様子…。

「こんな時間を過ごしたい」と思わせる演出が大切です。

背景や小物、光の入れ方、色合いに一貫性を持たせることで、ブランドらしい世界観を演出できます。

3. 商品タイプ別のスタイリングアイデア

ファッションアイテムの場合

・自然光を使ったロケ撮影

・着用シーンを動画で紹介

・コーディネート全体の中にアイテムをなじませる

雑貨・インテリアの場合

・実際の部屋のようなセットを組んで撮影

・生活音や動きで“暮らしの中の存在感”を映像で演出

食品・スイーツの場合

・湯気やカットシーンで“おいしそう”を強調

・手に取るシーンをスローモーションで演出

・テーブルスタイリングで高級感・親しみ感を調整

4. 実績紹介:monocyteが手がけた事例

札幌の人気ベーカリーのプロモーションでは、

「朝の贅沢な時間」をテーマに撮影を実施。

自然光の入るキッチンで、トーストを焼く音、カップを置く手元、笑顔のシーンを映像に収め、写真では商品単体とシーンの両方を組み合わせました。

結果として、Instagram経由の来店率が大幅にアップしたとご報告いただきました。

また、地元のクラフトブランドのアクセサリーでは、モノ撮りだけでなく、モデルのライフスタイルに溶け込む形で映像と写真を制作。「世界観がすごく伝わる」とSNSでも話題になりました。

5. SNS時代に効く「映える表現」の工夫

見せ方にちょっとしたひねりを加えるだけで、SNSでの反応は大きく変わります。

  • 正方形や縦長フォーマットで構図を意識
  • 背景に余白をもたせ、テキストが入れられるようにする
  • 手元、揺れ、光のきらめきなど、感覚に訴えるカットを入れる
  • 短尺でテンポ良くまとめ、離脱を防ぐ構成に

そして、“一貫したトーン”があることがとても大切です。

monocyteでは、ブランドの世界観に合わせたトーン作りからしっかり行うことで、写真も映像も“まとまりあるシリーズ”として展開しています。

monocyteについて

株式会社monocyteは、北海道札幌に拠点を置き、「Visual Branding」をコンセプトに映像・写真の制作を行う会社です。コスメブランドやスイーツ、流通、学校法人など幅広い業界のコンテンツを手掛け、WebやSNS、パンフレットなどの広告媒体も提供しています。自社スタジオを所有し、さまざまな撮影に対応可能です。

制作実績については、こちらからご覧いただけます。
https://monocyte.co.jp/works

映像制作に関するご相談も随時受け付けています。