
FIELD EARTH EPISODE 1 Wishes for the future
ブランディング映像
今までの取り組みと時代の変化を読み取る
北海道 旭川を本拠地にスノーボードやスキーを製造しているField earth。今まではライダーにフォーカスし、そのライダー一人ひとりのライフスタイルに寄り添った映像を制作してきました。
当初フィールドアースの認知拡大やブランディングのため映像を制作し付ける中で、さまざまな時代の変化やユーザーの変化が起こりました。
それはブランドの認知の拡大によるユーザーへの認識の違い、そしてSNSの台頭です。
ブランドの現在地を再認識し、予測、想定をすること
ブランドの認知の拡大によるユーザーへの認識の違い、それはブランドの想いが正しくユーザーへ伝わっていなかったことです。一般的にユーザーのフィールドアースへの印象は
・パウダーを滑れる板
・なんとなくおしゃれなブランド
・誰が作っているのかよくわからない
ということが先行しているように感じています。
そこで今回はフィールドアースの想いを正しく届けるための一歩として、フィールドアースが始まる前にフォーカスした映像を作り、当初のフィールドアースの想いをユーザーに届けることで更にフィールドアースのブランド自体を好きになってもらえるのではないかと考えました。
より目的を削ぎ落とし、シンプルに、そして伝える
フィールドアースの想い、それは自然への想いです。
映像の中でも出てくる話ですが、素晴らしい自然を多くの方々に感じて頂きたいとの願いからFIELD EARTHは生まれました。自然と繋がることのできるツール、一つの手段としてツールがあり、プロダクト制作が目的ではないのです。
そこの想いをより多くの人に知ってもらい、フィールドアースを使ってもらう。そうすることによってよりブランドを愛してもらい、自然を愛してもらう。そんな目的を持って今回の映像は制作されました。
コンテンツを作ることがゴールではない
気づいた方がいるかも知れませんが今回の映像にはEPISODE 1というタイトルがつけられています。そう、今回の映像はフィールドアースを知るための入口にしかすぎず、これからいくつものエピソードの制作を予定しています。
私たちは映像を作って終わりではなく、むしろ映像を作ってからが始まりだと思っています。私たちが作った映像を通して、より多くの人々にフィールドアースというブランドの想いが正しく伝わり、そして自然をより感じてもらえることを私達も願っています。
ブランドは細部に宿る
製品のカットは弊社スタジオにて撮影をしました。スノーボードの板が3Dであるため、ライティングを用いることでその3Dを表現しました。できるだけ自然を表すためにテーブルなども一枚木のものを使用しています。
ブランディングをできるだけ多くのひとに伝えたい
昨今10分以上のブランディング映像というのはなかなか見てもらえません。ですがブランドの想いを感じてもらうにはある程度の時間の映像が必要となります。
ですので今回は予告編をSNSで公開しそこで興味を持ってもらった人に本編を見てもらうという手法をとりました。
また今回は本編で使用した映像をインスタグラム用の縦型に編集し直し、リール動画としても使用しました。
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Client : 株式会社バイヨンクリエイティブ