2020.08.20

SNSを活用した映像コンテンツの運用方法

映像コンテンツの変化

この話題が参考になるのは、恐らくクライアントさんや代理店さんだと思います。

数年前は映像を1本作って終わりの時代でした。CMを作って終わりやYouTube用の映像を作って終わり、DVDにして終わりなど1回きりのイメージで、それ以外の汎用性を持たないという側面がありました。

しかし、現在の映像はSNSの発達や様々なプラットフォームが出てきたことにより、映像の使い方が1回では終わらないようになりました。

具体的に言うと…
YouTube用で映像を1本作ります。その映像が3分の場合、それを1分ずつの映像を3本切り出し、それをSNSへ投稿したり、30秒のものを6本作りWebに組み込んであげるなど、様々な使い方ができます。このように、以前だと100万円で映像1本だったのが、現在では、100万円で制作した映像を素材として、汎用性を持って使うことができます。

映像で失敗しないために

映像は見られなければ意味がありません。

3分の映像を制作しても全く見られなければ、意味のないものになります。そのため、見てもらうためのフックが必要になります。それがSNSやWebなどのプラットフォームです。SNSに投稿した時に「この会社の動画、面白いな、もっと長いの見てみたいな」と思わせ、フルバージョンへ誘導するなど工夫をすることにより、3分の映像をすべて見てもらえる可能性が上がります。本編の映像を見てもらうために映像を細分化したものを利用するイメージです。

他に活用できる方法としては、映像1本制作し、今の時代だとInstagram、Twitter、Facebook、YouTubeなどに映像の広告を出すことができます。また、解像度の高いカメラだけの話になりますが、6Kや8Kで収録したものは、映像から、ウェブの用途でしたら使えるぐらいのレベルの静止画を書き出すことができます。

しかし、静止画の画質や映像の切り抜きが本当に使えるのか疑問に思う方もいるかと思いますが、これまでWebの制作も行ってきた中で、6Kや8Kのクオリティであれば、色が調整できているという前提の上で使うことができます。これにより、映像を制作し、写真は別のカメラマンを呼ぶという方法でしたが、映像のカメラマンが1人だけですべて事足りるという時代が近い将来、来るのではないかと思います。

注意点としては、書き出した静止画は印刷には難しいですので、Web用やSNS用と覚えておきしょう。

SNSを活用する

クライアントさんから聞くことなのですが、「SNSの活用方法がわからない」、「どんなものを流したらいいのかわからない」、「そもそもない」など困っているクライアントさん多かったりします。

やはりそこで、目を引くキャッチーなフックを出すという意味合いとしても、SNSを活用した映像制作は、1つの方法として、いいと思います。今のトレンドに合っていますので、困っている場合はいい手段になります。

SNSにより、様々なユーザーの目に触れて、商品が売れるような時代です。映像の1本あたりの単価もしかしは高いかもしれませんが、それを上手いこと活用して売り上げや自分の恩恵に変えていくという作業をやっていただけたらと思います。

映像について困っていましたら、お気軽にお問い合わせください。