2024.11.06

映像制作の成功を左右するブランディングテクニック

映像を作る目的は、もちろん「良い作品を作ること」もありますが、企業や商品のブランドイメージを印象づけることが最終ゴール。映像が「何を伝えたいのか」「どんな印象を与えたいのか」を明確にするために、いくつかのブランディングテクニックがカギとなります!今回は、映像制作で押さえておきたいブランディングテクニックをわかりやすくご紹介します!

1. 一貫したビジュアルスタイルで「らしさ」を演出する

カラーパレットの統一

映像の中で使う色は、ブランドの印象を大きく左右します。ロゴやウェブサイトで使っているカラーと映像のカラーパレットを合わせることで、「この色=このブランド」とユーザーに覚えてもらいやすくなります。青なら信頼感、赤なら情熱やエネルギーといった印象も与えられますよ!

統一感のあるフォントとデザイン

映像内で使うテキストのフォントやデザインも、ブランドに一貫性を持たせるための大切な要素。ブランドが持つ「柔らかい」「しっかりした」「親しみやすい」といったイメージに合ったフォントを選びましょう。また、ロゴやアイコンのデザインも映像と統一すると、全体がまとまった印象になります。

2. ストーリーで共感を生む

共感ストーリーで「なるほど」を引き出す

ただ商品やサービスを紹介するだけでなく、視聴者が「共感」できるストーリーを織り交ぜると、ブランドの印象がより深まります。たとえば、製品が開発されるまでの苦労や、スタッフが込めた思いなどを紹介すると、視聴者がブランドに親近感を持ってくれるはず。「このブランドはちゃんと考えて作っているんだな」と思わせることができます。

登場人物をリアルに

ストーリーの中に登場する人たちがリアルであることも共感を生むポイント。たとえば、実際のスタッフや顧客の声を取り入れたり、実際の体験談を紹介することで、ブランドに対する信頼感が増します。「自分も同じ経験をしている!」と思わせられると、そのブランドをより身近に感じてもらえるでしょう。

3. サウンドと音楽でブランドの雰囲気を演出する

音楽のトーンで雰囲気を作る

音楽もブランディングには重要な要素!元気いっぱいのポップな音楽を使えば楽しい印象に、しっとりとしたピアノやクラシックを使えば高級感が出ます。視聴者にどういう印象を持ってもらいたいかを考えて、音楽のトーンを選びましょう。

ジングルや効果音で「覚えてもらう」

CMなどで流れる「♪このメロディ聞いたことある!」というジングルや効果音が、実はブランドを覚えてもらうための大事な要素だったりします。短くてインパクトのあるサウンドがあれば、映像を見た後も視聴者にブランドを印象づけることができます。

4. 視覚効果(エフェクト)で独自の雰囲気をプラス

ブランドの世界観を強調するエフェクト

スローモーションやモノクロ、フィルターなどの視覚効果を取り入れると、映像の雰囲気が一気に変わります。例えば、ファッションブランドならモノクロで高級感を、スポーツブランドならスローモーションでダイナミックさを強調するなど、ブランドの特性に合ったエフェクトを使うと良いでしょう。

細かな演出で視覚的な楽しさを追加

ロゴやテキストに動きをつけたり、少しユニークなアニメーションを加えると、映像がより楽しく、目を引くものになります。こうした「ちょっとした遊び心」があるだけで、視聴者に強く印象を残すことができます。

5. コール・トゥ・アクションで次のステップへ誘導

視聴後の行動をイメージさせるCTA

映像の最後には、必ず「次にどうすればいいのか」を明確に伝えることが大事!「今すぐウェブサイトへ」「店舗にお越しください」「無料体験に申し込み」など、次のアクションがはっきりわかると、視聴者がそのまま行動に移しやすくなります。

トーンを合わせて違和感なく誘導

CTAを追加するときは、映像全体のトーンに合った表現が大切です。例えば、落ち着いたトーンの映像に急に「今すぐチェック!」という強い言葉を入れると違和感が出てしまいます。視聴者にとってスムーズに映像からCTAに移れるよう、流れを意識した表現を選びましょう。

6. ターゲットに合わせた内容で最大限の効果を狙う

視聴者に合わせてメッセージを最適化

20代向けなのか、ビジネス層向けなのか、視聴者によって響く言葉やトーンは変わります。それぞれのターゲット層に合わせたメッセージやスタイルを選ぶことで、ブランドメッセージがスムーズに伝わりやすくなります。

SNSでのターゲティングも活用

映像を公開する際には、SNSなどのターゲティング広告を活用するのもおすすめです。年齢や趣味、地域などでターゲティングを行い、ブランドに興味を持ちそうな層に直接リーチすることで、効果的にブランディングが行えます。

まとめ

映像制作の成功は、ブランドの「らしさ」を引き出すためのテクニックにかかっています!視覚や音、ストーリーなどを通して、視聴者に強い印象を残す映像を作ることで、ブランドの認知度や信頼感もぐっと上がります。今回のテクニックを活用して、ブランドイメージを最大限に引き出す映像制作に挑戦してみてくださいね!

monocyteについて

株式会社monocyteは、北海道札幌に拠点を置き、「Visual Branding」をコンセプトに映像・写真の制作を行う会社です。コスメブランドやスイーツ、流通、学校法人など幅広い業界のコンテンツを手掛け、WebやSNS、パンフレットなどの広告媒体も提供しています。自社スタジオを所有し、さまざまな撮影に対応可能です。

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