食欲をそそる!シズル感を持たせるためのストーリーテリング
「シズル感」ってそもそも何?
最近よく聞く「シズル感」って、簡単に言うと“おいしそう!”って思わせるビジュアルのこと。
湯気がふわっと立ち上るとか、肉がじゅうじゅう焼けてる音とか、光に照らされたみずみずしい野菜のツヤとか。五感に訴えかけるような演出ですね。
でも、実はそれだけじゃ人の心は動かないんです。
ただ美味しそうに見せるだけじゃなくて、「その料理を食べたくなる理由」を伝えるのが、私たちが考える“本当のシズル感”。
ストーリーがあるだけでグッと伝わる
同じ料理でも、見せ方次第でまったく印象が変わります。
たとえば、ただラーメンをズルズルすするだけの動画と、
「寒い札幌の夜、お腹を空かせてお店に入る → 湯気が立つラーメン登場 → 一口すすると思わず笑顔」
みたいなストーリーが入ってる動画。
後者のほうが、なんだか心まで温まりますよね。
映像制作や写真撮影では、この“小さなストーリー”がとっても大事。
料理そのものだけじゃなく、その場の空気感や、人とのつながりを一緒に伝えることで、「自分もここで食べてみたい」って思ってもらえるんです。
撮影のこだわり、実はめちゃ多いです
monocyteの撮影現場では、シズル感を引き出すためにかなり細かいところまで気を使っています。
たとえば…
・湯気がちゃんと見えるように逆光気味でライトをセット
・肉の焼ける音をしっかり録るためにマイクの位置を調整
・つやを出すために照り油をほんの少し足すことも(もちろん食べられる範囲で)
・料理が一番おいしそうに見える“数十秒”を逃さないように、カメラもスタッフもスタンバイ
特に料理って、時間が経つとすぐ見た目が変わっちゃうので、スピード勝負。
だから事前準備も大事だし、撮影本番はほんと真剣勝負です(笑)
実際にこんな映像をつくりました!
札幌市内のラーメン店さんから依頼をいただいたときの映像制作では、ただ店内や料理を撮るだけじゃなく、“そこに来る理由”を表現することを意識しました。
外は雪、寒さで顔を赤くしたお客さんが「ここに来たくて」ドアを開ける。
厨房では湯気が立ちこめて、店主が一杯一杯丁寧にラーメンを仕上げていく。
そして、ついに出てくる湯気もうもうのどんぶり。
最後の“ズズッ”とすする瞬間には、ナレーションもテロップもいらないくらい、おいしさが画面から伝わります。
伝わる映像には「物語」がある
どんなにキレイな映像や写真でも、「心が動く瞬間」がないと印象に残りません。
だから私たちは、**“物語があるビジュアル”**を大切にしています。
料理はもちろん、商品の紹介や企業のブランディング映像も同じ。
そこに込められた想いや、人の動き、時間の流れを組み合わせることで、ただの映像がグッと“伝わるもの”になります。
おわりに
映像制作や写真撮影って、ちょっと敷居が高く感じるかもしれません。
でも、「こんな雰囲気を伝えたい」「おいしそうに見せたい」っていうざっくりした相談からでも大歓迎です!
札幌を拠点に活動するmonocyteでは、伝わる・残る・心に響くビジュアルづくりを目指して、毎回全力で撮影に挑んでいます。
飲食店のプロモーションはもちろん、企業紹介や採用動画まで、なんでもお気軽にご相談ください!
monocyteについて
株式会社monocyteは、北海道札幌に拠点を置き、「Visual Branding」をコンセプトに映像・写真の制作を行う会社です。コスメブランドやスイーツ、流通、学校法人など幅広い業界のコンテンツを手掛け、WebやSNS、パンフレットなどの広告媒体も提供しています。自社スタジオを所有し、さまざまな撮影に対応可能です。
制作実績については、こちらからご覧いただけます。
https://monocyte.co.jp/works
映像制作に関するご相談も随時受け付けています。