2025.04.04

シズル感満載の料理動画から学ぶ表現テクニック

「思わず食べたくなる!」そんな料理動画には、シズル感(Sizzle感)と呼ばれる要素が欠かせません。シズル感とは、料理の美味しさを視覚的・聴覚的に引き立て、見る人の食欲を刺激する表現技法です。今回は、プロの映像制作の視点から、シズル感を最大限に引き出す撮影・編集テクニックを解説します。

1. シズル感とは?

シズル感とは、料理が持つ「美味しさ」や「出来たて感」を、視覚・聴覚・想像力を駆使して伝えることです。例えば、

  • ジューッと焼ける肉の音
  • とろけるチーズが伸びるシーン
  • 炭酸の泡がはじける瞬間
  • 湯気が立ち上るラーメン

これらの要素が組み合わさることで、視聴者の五感に訴えかけ、思わず食べたくなる動画が完成します。

2. シズル感を引き出す撮影テクニック

① 光の使い方

料理動画では「光」が命。特に、逆光や斜めの光を使うと食材の立体感やツヤを強調できます。

  • 自然光:窓際で撮影すると、自然なツヤ感が出る
  • 逆光:湯気や脂の輝きを美しく見せる
  • サイド光:食材の質感を際立たせる

料理の魅力を最大限に伝えるため、光の当て方にはこだわりましょう。

② カメラワーク

シズル感のある動画では、カメラの動きが重要です。

  • スローモーション撮影:ソースがとろりと流れる瞬間や、ジュワッと焼ける音とともに撮影すると、より美味しそうに見えます。
  • マクロ撮影:食材のディテールを際立たせることで、視聴者にリアルな感覚を与えます。
  • 手持ち撮影で臨場感を出す:カメラをゆっくり動かしながら撮ると、料理のダイナミックさが伝わります。
③ 料理の動きを捉える

料理が完成する過程を見せるのもシズル感を高めるコツです。

  • 泡立つスープ
  • パスタがソースと絡む瞬間
  • グリルの上で弾ける脂

食材の動きにフォーカスすることで、動画に躍動感が生まれます。

3. シズル感を高める編集テクニック

① サウンドデザイン

映像と同じくらい重要なのが「音」です。

  • 「ジュワッ」「パチパチ」などの調理音を強調
  • 食材がカットされる「サクッ」という音を入れる
  • 炭酸飲料の「シュワシュワ」をしっかり収録

視覚と聴覚の両方からシズル感を演出しましょう。

② カラーグレーディング

動画編集の段階で、色味を調整することも重要です。

  • 温かみのある色合い:食欲をそそる
  • コントラストを強調:食材の質感を引き立てる
  • シャープネスを強める:ディテールを際立たせる

特に、赤みの強い肉や、緑の新鮮な野菜は彩度を少し上げると美味しさが際立ちます。

③ テキスト・エフェクトの活用

テロップやエフェクトを活用すると、より直感的に美味しさが伝わります。

  • 「ジュワッと肉汁!」などのオノマトペを入れる
  • スローモーションに合わせてエフェクトを追加
  • 「今が食べごろ!」などのキャッチーなコピーを挿入

SNS動画では短時間で惹きつけることが大切なので、視覚的な工夫も取り入れましょう。

まとめ

シズル感満載の料理動画を作るには、「光」「カメラワーク」「音」「色」「テキスト」の5つの要素を駆使することが重要です。視覚と聴覚を刺激し、思わず食べたくなる映像を作りましょう!

「プロの撮影テクニックを活用したい」「自社の料理をもっと魅力的に見せたい」という方は、monocyteにご相談ください。

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