商品写真で顧客の興味を引くための色彩心理の利用
商品写真を撮るとき、「どんな色合いにするか?」って意識していますか?実は、色の選び方ひとつで、お客さんの印象や購買意欲が大きく変わるんです。これが「色彩心理」の力。たとえば、赤は情熱やエネルギーを感じさせるし、青は信頼感を与えるといったように、色にはそれぞれ人の感情を動かす効果があります。
今回は、色彩心理を上手に活用して、商品写真をより魅力的にする方法についてお話しします!
1. 色彩心理を知って、商品の印象をコントロールしよう
まずは、色ごとの心理的な影響を簡単にチェックしてみましょう。
• 赤:エネルギッシュ、情熱、興奮(食欲を刺激するので飲食系にも◎)
• オレンジ:親しみやすさ、温かみ、元気(カジュアルなブランドにぴったり)
• 黄:明るさ、楽しさ、好奇心(ポップな印象を演出)
• 緑:安心感、自然、リラックス(オーガニックやエコ系ブランドと相性◎)
• 青:信頼感、誠実さ、冷静(企業やテック系、清潔感のある商品に)
• 紫:高級感、神秘的、特別感(美容・ファッション系にぴったり)
• 白:清潔感、シンプル、洗練(ミニマルデザインの商品に合う)
• 黒:高級感、重厚感、都会的(ラグジュアリーなブランド向き)
たとえば、食品の写真なら赤やオレンジをうまく使うと食欲をそそるし、高級な時計やジュエリーを撮るなら黒や深い紫を使うと特別感が出ます。
2. 背景と商品カラーの組み合わせを考える
商品写真では、商品そのものの色だけでなく、背景の色とのバランスも大事です。
たとえば、白いパッケージのスキンケア商品を撮る場合、背景も白だと埋もれてしまいますよね。そんなときは、淡いブルーやグリーンを背景にすると、清潔感を保ちつつも商品が引き立ちます。
逆に、ビビッドな赤のドリンクボトルを撮るなら、黒やダークグレーの背景を使うとコントラストが際立って、一気に目を引く写真に。
商品が目立つようにするには、色相環(色の関係を示したもの)を参考にするといいですね。たとえば、以下のような組み合わせが効果的です。
• 補色(反対の色を使う):赤×緑、青×オレンジなど → 強いインパクトを与える
• 類似色(近い色を使う):青×水色、オレンジ×黄色など → 統一感が出る
• モノトーン(白黒+一色):黒×白×赤など → 高級感を演出
3. 明るさと彩度で「雰囲気」を演出
同じ色でも、明るさや彩度を変えるだけで、印象がガラッと変わります。
• 明るい色:軽やかでポップな印象(例:パステルカラー)
• 暗い色:落ち着きや高級感を演出(例:ダークブルーや深いグリーン)
• 彩度が高い色:元気でパワフルなイメージ(例:ビビッドな赤や黄色)
• 彩度が低い色:ナチュラルで柔らかい雰囲気(例:ベージュやスモーキーグレー)
たとえば、ナチュラル系の食品ブランドなら、柔らかいベージュやグリーンを基調にすると優しい印象になりますし、スポーツ用品なら、コントラストを強めてビビッドな色を際立たせるとエネルギッシュな雰囲気が伝わります。
4. 色のバランスで目線をコントロール
商品写真では、色の配置によって視線の動きが変わります。たとえば、
• 目立たせたい部分に明るい色を配置:自然と視線が集まる
• 背景を落ち着いた色にする:商品そのものが際立つ
• アクセントカラーを1つだけ入れる:洗練された印象になる
たとえば、カフェのコーヒー写真なら、全体をブラウン系でまとめつつ、マグカップの持ち手だけ赤にすると、目を引くアクセントになります。
また、SNSで目を引く商品写真を作るなら、「カラーブロック」を意識するのもアリ。背景の一部にビビッドな色を入れて、商品とのコントラストをつけることで、一瞬で目を引く構図が作れます。
5. ブランドカラーとの一貫性を大事に
最後に、色彩心理を活用する上で忘れちゃいけないのが「ブランドの世界観」との統一感です。
ブランドには、それぞれ独自のカラーがあるはず。たとえば、Appleなら白×シルバー、コカ・コーラなら赤×白といったように、企業や商品ごとに「この色=このブランド」というイメージが固定されています。
だからこそ、商品写真を撮るときも、ブランドカラーを意識するのが大事。たとえば、ナチュラル系のスキンケアブランドなら、ベージュやグリーンを基調にすると統一感が出るし、ポップな雑貨ブランドなら、ビビッドな色をアクセントにするのが効果的です。
まとめ
色彩心理を活かせば、商品写真の印象をコントロールでき、ターゲットに響くビジュアルを作ることができます。
• 色ごとの心理的効果を理解する
• 商品と背景の組み合わせを工夫する
• 明るさや彩度で雰囲気を演出する
• 色のバランスで視線をコントロールする
• ブランドカラーとの統一感を持たせる
このあたりを意識すると、より「売れる写真」につながります。次に商品写真を撮るときは、ぜひ色選びにもこだわってみてくださいね!
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