2020.09.04

企業がPR映像で効果の出すために重要な依頼の仕方

映像で効果を出すには

今回は映像を依頼する際にどのように依頼すれば効果的な映像を制作できるのかご紹介します。

単にどうやれば綺麗になるのかや、かっこよさを演出するのではなく目的に応じた効果を果たすためにはどのように映像制作をすればいいのかについての話になります。

結論は、目的やコンセプトに合う映像をどれだけ作れるかにより効果は変わります。
どのような映像かというと例えば、採用するために映像を制作したい場合はターゲットによってかっこいい方がいいのか、おしゃれな方がいいのか、真面目の方がいいのかというように作り方は変化します。また、ターゲットの年齢層や新卒採用なのか中途採用なのかによっても変化します。

そのあたりをある程度見定め、理解した上で依頼した方が効果は出やすい映像が作れるかと思います。

映像で失敗しないために

どのような目的で映像を制作するのか、どのようなコンセプトでどのようなターゲットなど具体的にすることが非常に重要になります。

映像の他にWebサイトやパンフレットなどのメディアに関しても同じことです。

例えば、かっこ良く見せたいのか、可愛く見せたいのかによって方向性は大きく変わるため、制作物を作る際は目的やコンセプトを確実に設定する事が大事になります。この設定の軸がブレることにより、ターゲットが企業や商品に対するのイメージに違和感が生じ、誤解を与えてしまうため、できるだけコンセプトを統一したブランディングをする必要があります。

ターゲットは年齢や性別をどこに向けるかによって色味の作り方や構成も変わり、これを具体的に決めることで効果的な映像を作りやすくなります。1つの手法としてはペルソナというものがあります。これは第三人称まで落とし込み、架空の人物を設定しその人物に向けてアプローチする手法ですが、そこまで絞り込んでしまうと、逆にターゲットが非常に狭まってしまう可能性があります。ですので、ターゲットを設定する場合は映像制作者と相談しながら決めるといいでしょう。

予算の伝え方

最後に重要なことは、予算になります。

常に予算は最大限あるとは限りません。しかし、予算100万円で映像作ってくださいと言う場合と予算ないので一度見積もりくださいというのでは、かなり見積もりが変わります。事前に予算を伝えていることにより、予算内でどれだけの映像を制作できるか、ある程度現実味を持って撮影日数や機材選択、グラフィック制作をどのくらい作り込めるか選定することが可能になります。

予算を全く伝えていない場合、実際の予算が100万円だとしても伝えていないことにより500万円の見積もりが来ることで、諦めてしまうと思います。ですが、予算を事前に定めておくことにより、クオリティが高く毎回500万円で制作している会社でも「100万円ならここまでのことはできます。」と言うように提示してくると思います。

制作会社を選ぶ際も、できるだけ親身になっていい映像を制作してくれる会社の方がいいと思いますし、予算をある程度出すことにより、クオリティが高くニーズに合っている映像を作ることができます。

今回はどのように映像の依頼をすれば効果が出る映像を制作できるかについてご紹介しました。

映像制作に関するご相談など、お気軽にお問い合わせ下さい。