2020.08.23

事業者向けの動画制作の依頼から納品までの流れをすべて解説

映像制作の流れについて

今回は初めてのクライアントさんからご相談いただく、映像制作の進行や制作期間についてご紹介します。映像制作会社によって様々ですが、少しでも参考になればと思います。

1. 見積りの作成

クライアントさんから電話やメールで「このような映像を制作してほしいのですが、どれくらい費用かかりますか?」というような形でご相談をいただき、その際に弊社から見積りに必要な項目や映像の尺、撮影日数、文字起こしの有無などをお聞きしています。そのような必要な事項をお聞きしてから、見積りを作ります。この段階では基本的に概算の見積りになります。

例えば撮影をしていく中で当初は3日間の撮影予定の見積りを出していた中で2日間しか撮影できなかった、1日しか撮影できないという場面もあります。それに応じて最終的に請求する時の金額は変わっていきますので、この段階での見積りは概算だと思っていただけたらと思います。

概算の見積りを出させていただいて、その後に見積りの各項目についてご説明いたします。承諾を得られましたらご契約という形になります。

2. 企画・撮影・編集

次はどんな構成にするか、企画を決めていきます。もし必要があればロケハンと呼ばれる、実際に撮影する現場に行き、時間や配置など撮影の綿密な打ち合わせを行います。それに加えて、台本の構成や絵コンテの構成、その他に香盤表と呼ばれるスケジュール表を制作した後に、実際の撮影になります。

撮影の日数に関しては、それぞれの案件によって異なり1日の場合や1週間の場合もあります。その後、撮影した素材を元に仮編集をしていきます。仮編集とはある程度使用するクリップを決めていただき、その後、約100クリップから200クリップの中から弊社がご要望に合うように編集を行い、その際に雰囲気がおかしくないか、または映像の構成はそのままでいいのか、他に使いたいクリップは無いかなどを仮編集でご確認いただきます。

仮編集が大丈夫でしたら、本編集に入ります。ここでは、音に合わせた編集やカラーグレーディング、カラーコレクションと呼ばれる色味の調整を行います。また、ナレーションが必要でしたらこの段階で入れ、音声の調整など行う形になります。本編集が終わりましたら再度ご確認いただき、その都度修正を行い納品いたします。

3. 納品

契約してから納品までの期間は弊社の場合では、1ヶ月程度いただいている事が多いです。長くても2ヶ月程度と見ておいていただければ必ず納品できるスケジュールになります。長期化する主な要因としては、クライアントさんからの修正点の戻しに1日か1週間によって納品日は変わります。また、修正点が多数の場合、数日いただき修正を行いますので、長くても2ヶ月かかる場合があります。

今回は映像制作の依頼から納品までの流れをご紹介しました。
初めて作る時は迷われたり、分からないことがあると思いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。