2025.05.05

食欲を刺激する!シズル感を引き立てるライティング技法

シズル感ってなに?

まず「シズル感」ってなんだろう?というところから。

簡単にいうと、“ジュワッ”とか“パリッ”とか、“焼きたて感”や“できたて感”みたいな、五感を刺激するビジュアルのことです。思わずお腹が鳴りそうになるような、そんな写真や映像に欠かせない要素ですね。

料理系の写真や映像で成果を出すなら、この“シズル感”がどれだけあるかが勝負どころになります。

光で変わる「おいしさ」の印象

食べ物の魅力を引き立てるうえで、ライティングはめちゃくちゃ重要です。

例えば同じハンバーグでも、真上から強い光を当てたら影がなくてのっぺりしてしまうし、逆に横から当てると立体感やツヤが強調されて、「うわ、うまそう!」ってなる。

シズル感を出したいときは、特に「逆光」や「サイド光」が基本テクニック。湯気がふわっと浮かぶように見えたり、油の照りがキラッと輝いたり、食欲をそそる演出がしやすくなります。

自然光と人工光、それぞれの良さ

ナチュラルに仕上げたいときは、やっぱり自然光が強い味方。特に窓から入るやわらかい斜め光は、料理をふんわりおいしそうに見せてくれます。

でも天気や時間に左右されるのが難点。撮影時間が限られてるときや、狙った雰囲気を出したいときは、人工光(ストロボやLED)を使ったほうが安定します。

monocyteでは、自然光ライクなライティングをLEDで再現するテクニックもあるので、撮影スケジュールやシチュエーションに合わせて柔軟に対応しています。

食材ごとに光の当て方を変える

料理って、種類によって“おいしく見える角度”が違うんです。

たとえばスープ系なら、表面の湯気や油膜のきらめきを見せたいから、逆光ぎみにして湯気を浮かせるのがポイント。

お肉系は断面のジューシーさを強調するために、サイドからの強めの光でコントラストをつけたり。

パンやスイーツは、ふんわりした質感を出したいので、ディフューザーを通したやさしい光で立体感を出すようにします。

細かいようでいて、こういう調整が“おいしそう”につながるんですよね。

小道具や背景との組み合わせも大事

光がバッチリでも、テーブルの色や背景、器の質感が合ってないと台無しになることも。

monocyteでは撮影時にスタイリングにもこだわっていて、料理のジャンルやコンセプトに合わせた小物選びやトーン調整もセットで考えています。

たとえばナチュラル系のカフェメニューなら木目やリネン素材、ガッツリ系の肉料理なら黒い鉄板や濃い背景でコントラストを効かせる…みたいな感じです。

動画では“動き”と“音”も味方に

静止画では光と構図がメインですが、映像になると“動き”と“音”も大きな武器になります。

湯気が立ち上がる瞬間、肉をカットするナイフの音、ソースをとろ〜っとかけるスローモーション。

これだけで「うまそう感」が爆上がりです。

映像撮影では、こういった“ちょっとした演出”がすごく効いてくるので、光と合わせて細かく仕込むことが多いです。

食欲に直結するライティング、おまかせください

札幌で映像制作や写真撮影をしているmonocyteでは、飲食店さんや食品メーカーさんの撮影実績も多く、料理の“おいしそうな見せ方”にはかなりこだわってます。

現場では「見てるだけでお腹すいてくる…」なんて声が出るのが、ちょっとした自慢です。

「メニュー写真をアップデートしたい」「SNS用のシズル動画を作りたい」など、撮影のことはお気軽にご相談ください!

monocyteについて

株式会社monocyteは、北海道札幌に拠点を置き、「Visual Branding」をコンセプトに映像・写真の制作を行う会社です。コスメブランドやスイーツ、流通、学校法人など幅広い業界のコンテンツを手掛け、WebやSNS、パンフレットなどの広告媒体も提供しています。自社スタジオを所有し、さまざまな撮影に対応可能です。

制作実績については、こちらからご覧いただけます。
https://monocyte.co.jp/works

映像制作に関するご相談も随時受け付けています。