商品の魅力を最大限に伝える!映像と写真の新スタイリング術
商品を魅力的に見せたい。
SNSやECサイトでの見せ方ひとつで、売れ行きがガラッと変わる時代です。
でも、ただキレイに撮るだけじゃ足りない。もっと「伝わる」表現が求められています。
この記事では、「映像制作」「写真撮影」を得意とする札幌の制作チームmonocyteが、商品の魅力を引き出す“スタイリング術”を映像と写真の視点からご紹介します。
目次
- 映像と写真、それぞれの役割
- スタイリングの基本は「世界観づくり」
- 商品タイプ別のスタイリングアイデア
- 実績紹介:monocyteが手がけた事例
- SNS時代に効く「映える表現」の工夫
- monocyteについて
1. 映像と写真、それぞれの役割
どちらも商品を見せる手段ですが、それぞれの「強み」は違います。
写真の強み:一瞬で伝える「印象美」
静止画はパッと見たときのインパクトが勝負。構図、色味、ライティングのバランスが重要です。特にECやInstagramでは、スクロールの中で目を留めてもらえるかがポイント。
映像の強み:動きと空気感で「体験」を伝える
映像は“見せたい空気感”を一緒に届けられるのが魅力。使い方の流れ、素材の質感、音との連動など、写真では伝えきれない部分を表現できます。
どちらか一方ではなく、「写真で惹きつけ、映像で深掘りする」スタイルが今の主流です。
2. スタイリングの基本は「世界観づくり」
商品単体をただ真っ白な背景で撮るだけでは、ユーザーの心は動きません。
今、求められているのは“使うシーンを想像できる表現”。
たとえばコーヒーカップなら、
朝の光が差し込むテーブル、開いた雑誌、湯気の立つ様子…。
「こんな時間を過ごしたい」と思わせる演出が大切です。
背景や小物、光の入れ方、色合いに一貫性を持たせることで、ブランドらしい世界観を演出できます。
3. 商品タイプ別のスタイリングアイデア
ファッションアイテムの場合
・自然光を使ったロケ撮影
・着用シーンを動画で紹介
・コーディネート全体の中にアイテムをなじませる
雑貨・インテリアの場合
・実際の部屋のようなセットを組んで撮影
・生活音や動きで“暮らしの中の存在感”を映像で演出
食品・スイーツの場合
・湯気やカットシーンで“おいしそう”を強調
・手に取るシーンをスローモーションで演出
・テーブルスタイリングで高級感・親しみ感を調整
4. 実績紹介:monocyteが手がけた事例
札幌の人気ベーカリーのプロモーションでは、
「朝の贅沢な時間」をテーマに撮影を実施。
自然光の入るキッチンで、トーストを焼く音、カップを置く手元、笑顔のシーンを映像に収め、写真では商品単体とシーンの両方を組み合わせました。
結果として、Instagram経由の来店率が大幅にアップしたとご報告いただきました。
また、地元のクラフトブランドのアクセサリーでは、モノ撮りだけでなく、モデルのライフスタイルに溶け込む形で映像と写真を制作。「世界観がすごく伝わる」とSNSでも話題になりました。
5. SNS時代に効く「映える表現」の工夫
見せ方にちょっとしたひねりを加えるだけで、SNSでの反応は大きく変わります。
- 正方形や縦長フォーマットで構図を意識
- 背景に余白をもたせ、テキストが入れられるようにする
- 手元、揺れ、光のきらめきなど、感覚に訴えるカットを入れる
- 短尺でテンポ良くまとめ、離脱を防ぐ構成に
そして、“一貫したトーン”があることがとても大切です。
monocyteでは、ブランドの世界観に合わせたトーン作りからしっかり行うことで、写真も映像も“まとまりあるシリーズ”として展開しています。
monocyteについて
株式会社monocyteは、北海道札幌に拠点を置き、「Visual Branding」をコンセプトに映像・写真の制作を行う会社です。コスメブランドやスイーツ、流通、学校法人など幅広い業界のコンテンツを手掛け、WebやSNS、パンフレットなどの広告媒体も提供しています。自社スタジオを所有し、さまざまな撮影に対応可能です。
制作実績については、こちらからご覧いただけます。
https://monocyte.co.jp/works
映像制作に関するご相談も随時受け付けています。